top of page
UpDate 2022.10.08
伊東秀幸
宇宙人シリーズ
「自画像」 1年時 2017年
宇部
「不明なエラーが発生しました。」
アクリル画 B２サイズ 2019年8月
この作品は、自分の趣向をかなり全面的に押し出した挑戦的な作品です。今まで、コンクールに作品を出すときは前年度までの受賞作品を調べ、選ばれる作品の傾向を推測し、その傾向に合わせて作品の制作をしていたのですが、今回はそのような事は一切考えず、自分の好きなように描こうと決めて制作しました。
旧式コンピュータのメッセージウィンドウやデスクトップのアイコン等、全体的に、「vaporwave」と呼ばれるインターネット上の音楽ジャンルのアートワーク（この作品の雰囲気が好きな人は必ずハマると思います。是非検索してみてください）を参考にし、アンダーグラウンドな雰囲気になりきらないように原宿系のファッションやハート等のかわいいモチーフを加え、パステル調の色彩で整えました。
今まで制作した中で一番完成まで苦労した作品ですが、一番制作していて楽しかった作品でもある自分の制作物の中でも5本の指に入る自信作です。
第16回 世界絵画大賞展 【入選】
← 画像クリックで拡大します！
「Locker」
油彩 100号 2019年2月
この作品はかなり前から考えていた、「ロッカーから持ち主の好きなものが溢れてくる」という構想に、下描きを描いているうちに「心の奥にしまいこまれた好奇心や童心」という新たなテーマが加わった絵です。各ロッカー内にいる動物たちはそういった心の象徴で、その周りには持ち主の趣味に基づいた様々な物があり一見賑やかですが、乱雑に積まれた掃除用具や三角コーン、ところどころ錆びついたり、閉じられているロッカーと、ロッカーというモチーフ自体のイメージによりしまわれた、或いは忘れられてしまったものという印象づけをしました。
「文化祭ポスター 原画」
テーマ：躍動〜新たな一歩を〜
アクリル画 B２サイズ 2019年7月
本学の文化祭のポスターは、毎年生徒会からテーマが提示され、それに沿った作品を募集するということになっています。
2019年度のテーマは「躍動〜新たな一歩を〜」ということで、前に飛び出してくるような躍動感を出すために、魚眼レンズを参考にした構図を用いました。また、作品内のモチーフにもこだわりがあり、よく見るとツバメのひなが卵からうまれて成鳥になっていたり、失敗続きで丸められてばかりだったラブレターが完成していたりと、それぞれ「新たな一歩」を踏み出したという意図が込められています。その他のモチーフは文化祭のポスターということで、学校生活に関するものや部活動の道具などをカラフルに散りばめました。
「夏を飼い慣らすのは難しい」
油彩 100号 2018年8月
「 TｏｘｉC ◆ WｏｎｄｅｒｌａｎD 」BoxArt 2019年2月
この作品は、3年生でBOXARTの制作をすると知った時からすでに構想を固めていた作品です。
主に、小学生の頃から集めていたお菓子のモチーフのおもちゃや、スーパーボウル等のチープな小物を散りばめ、全体的に子供のころ思い描く夢の世界のような雰囲気にしました。そこにアクセントとして、画面の割れたスマートフォンや注射器等の人工物のモチーフと、中央の女の子のような蛍光色を加え、かわいい中にも少し毒があるような作品に仕上げました。
「白樺湖」
油彩 10号 2019年8月
「一杯の夢」
アクリル画 50号 2019年11月
「ミロのヴィーナス」
鉛筆 B3サイズ 2019年7月
bottom of page